昨日、このブログ上で調子に乗ってふざけ過ぎたので、今日は真面目に書こうと思います(たぶん)。
受験生は、刻一刻と受験が近づいてきているので少しだけ勉強の話を。ぼくの経験だけで語るのは、あまりに狭く、あまりに極端かもしれませんが、悩みを抱えている方の一助となればと思っています。また、高校入試と大学受験ではあまりにも性質が違うので、今回は高校入試に絞って書きたいと思います。では、、、。
ぼくが新卒として、初めて就職した先は秋田県内で最も多くの教室を構えている(当時)塾だった。そこで学習塾に対する「いろは」を教わった。もちろん、それ以前に学生講師として約3年ほど、子どもたちに勉強を教えるということはしてきていたので、それなりのことはわかった気でいた。が、しかし、教える人間(講師)とマネジメントする人間(管理者)では、性質や求められることが違っていた。
教室を任される人間の仕事はたくさんあったが、当時その中で最も強く求められたのは、実力テスト・定期テスト・模擬試験において子どもたちの点数を上げるということだった。そしてそれにより、子どもたちや保護者の方々の不安を解消していくことだった。これが塾として、最もシンプルな評価へと繋がる。
そして、当時の上司たちからは入塾後3ヶ月で成績を上げることを要求されていた(ぼくの記憶によれば、、、)。
当然ながら、そんなに簡単に成績は上がらない。当時のぼくはそう考えていた。
それでも、多くの子どもたちが成績を上げていった。ちなみに、塾に入ってすぐに成績が伸びる子は、勉強の習慣が確立されていない子が多かった。つまり、それまで勉強する習慣がなかった子が入塾することによって、勉強習慣が確立され、また重要な部分をある程度絞った指導を受けることになるので、当然成績はあがる。逆に、入塾してすぐに成果がみられない子は、もともと学習習慣が確立されている子や、イヤイヤ塾に来ている子、勉強が作業になっている子どもたちが多かった。そして、それらの中で最も点数が上がらないケースとしては、そもそも成績を上げることに興味がない子だった。
どんな状況でも塾の人間としては、「助けたい」と思うのは当然で、入塾を受け入れるわけですが、成績を上げることに興味がない状態で塾に行ってもほとんど効果はない。それでも、塾の先生はきっとモチベーションを上げるために、少し高めの目標設定をさせたり、手の届く目標を設定し、それを達成させることで成功体験をつくろうとしたりする。
これも一時的には効果を発揮するが、やはり長く続かないケースが多かった。それどころか、誰かに無理矢理目標を決められることで余計に勉強が嫌いになる子さえいた。最悪なのは、そういった状況の子どもに対して、ひたすら量を求めることだ。確かに成績を上げるために量は必要だ。しかし、いくら量をこなしても成績が上がらないケースがある。そういった場合、多くの子が上記で書いたように作業的な勉強をしているケースが多かった。また、その状況でさらに量を求めると、さらに作業的な勉強に拍車がかかってしまうのです。
、、、
書きたいことはまだまだあるのですが、真面目な内容を書いていたら頭痛がしてきたので今日はこの辺で笑
では、また!
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