昨日の続き。

今日の午前中はサンサン横手というなんともチャーミングな名前の施設に行ってきました。そちらの会場で、日ごろからお世話になっている教材会社さんの教材展示会が行われるということでお邪魔しました。たくさんの教材に囲まれてとても楽しい気分になりました。

さて、今日も昨日の続きを少しだけ書きたいと思います。しかしながら、ぼくの独創的且つひね曲がった価値観・思想により気分を害される恐れがございますので、そのような可能性がある方はここから先、決してスクロールせず静かにスマートフォンの画面を消すことをお勧めいたします。

昨日は不安を煽るだけ煽って、その後突然の頭痛により文を書ききることが出来ず、途中で話を切ってしまいましたが、今日はその続きから始めます。

作業的な勉強が身についてしまった子の勉強法を変えていくのは非常に難しいです。そもそも作業的な勉強ってなあに?と思われた方もいるかもしれません。ぼくが言うところの作業的な勉強というのは、考えないこと、そして、時間・量的なノルマばかり気を使い勉強することです。ぼくの概念では、勉強は頭を使って考えることを楽しむ行為だと思っているので、作業的な勉強になってしまっているのであれば、その時間は非常にもったいないので、自分が最も情熱を燃やすことができるものへと時間の使い道を変えたほうが良いと思っています。

じゃあ、どうすれば頭を使った勉強法へと変えられるのか、、、?

ぼくが思うに、勉強したものをアウトプットする!という流れをつくることで解消されていくと思います(すごい普通ですね)。まあ、わかっちゃいるけど、やり方がわからねーぜ。と、そんな声が聞こえてきそうですが、みなさん!よく聞いてください!ここ大事です!!

アウトプットの正しいやり方というのはですね、、、





ございません!!!!

ぼく、すごく思うんですけど、「正しい勉強法」や「短い期間で習得できる」なんてキャッチーなコピーで売り出している本をよく目にしますが、それが事実なら、それ以降新しい本は出版されないと思うんですよね?みなさん、悩みながら本を書いていると思うんです。だから、より良い方法が思いついたらドンドン「方法」を更新し、それを新たな本というカタチで出版していくのだと思います。

ちょっと話が逸れましたが、じゃあ作業から脱却するために、どんなアウトプットをすれば良いのか?

答えは「ありません!」

それは、一人ひとりが自分にあった方法をみつけるべきです。ですが、1つ言えるのは、アウトプットを他人にした方が良いということ。

自分が新しく得た知識を誰かに説明してください。できれば、説明された相手の方は、その説明に対して疑問に思ったことを質問してください。説明する側の人は、よりわかりやすく、より伝わりやすいように言葉を選び、噛み砕いて説明してください、、、。

お気づきでしょうか、、、これって塾の先生の仕事です。

実は子どもたちに勉強を教えるたびに、勉強できるようになっているのは先生なんですよね。

人に説明するということは、当然ながら説明する事象に対して理解していることが大前提です。さらに言うと、その事象に付随することまで理解しておかなければ流れをもって説明することはできません。で、複数人の説明する相手のことを考えながら、それぞれの説明の仕方を考えるわけです。しかしながら、注意も必要です。誰かが説明の型を作ってしまうと、そこで1つ「自分で考える」という行為が失われてしまいます。誰かの型ではなく、自分の型で説明の練習を行うことをお勧めします。

こういうことを考えながら勉強ができたら、少し時間はかかりますが、勉強の質は改善されます。

ただし、こういった勉強をする際、勉強があまり得意でない方は、友達に試さないでください。たぶんですが、その友達と仲が悪くなります笑 できれば、説明がうまくいかなくても、時間が多少かかってしまっても、笑って許してくれる人を選んで試してみてください。

そして、最後に

そうは言っても、勉強に向かう気にならない日だってあるだろう!と思われる方もいらっしゃるでしょう。ぼくがこれまで出会ってきた子たちの多くもそうだったように、人間そんなに強くはありません。強さもあれば、弱さもあります。そんなときは、誰かを頼りましょう。悩みを相談したり、愚痴ったり(話す人はえらんでね!)してもいいじゃないですか(人間だもの)。

そう考えると塾で行うことって、実は塾じゃなくてもできることがすごく多いんです、、、笑

2日間がんばり過ぎたので、しばらく真面目な内容は書けないと思いますので、ご了承ください。
では、また!

Frasco

Frascoは 秋田県大仙市大曲に拠点をおく学習塾です

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