ハンドルネーム。

昨夜ついに、いぶりがっこが完成した。
この手で作った最初のいぶりがっこ。

そんなかわいいいぶりがっこチャンを前にしたら、彼らの歴史について知りたくなってしまった、、、。

ということで、さっそく調べた。すると、どうやら「いぶりがっこ」は秋田県南部でうまれた食べ物のようだ(なんとなく知っていた)。驚いたのは、秋田特有の環境を逆手にとってうみ出したということ。柳葉敏郎さんや藤あや子さんが世に現れる前の秋田県南部の代名詞といえば、鉛色の空だ(もしくは日照時間の短さか)。しかしながら先人たちは、その環境さえも逆手にとり名産と呼ばれるものをうみ出したのだ。

時代は各家々に囲炉裏があった頃。冬の間の保存食として大根を天日で干したいが、どうにも太陽が顔を出してくれない。そればかりか、雪の降り出す時期も非常に早い。そんな状況に困り果てた先人たちは、家の中で大根を干す決心をする。そして、偶然にも家の中には囲炉裏があった。その囲炉裏火がゆっくりと大根たちから水分を奪い、さらには燻しまくった。結果、誕生したのが「いぶりがっこ」だったとか(もっと詳しい方、教えて下さい!)。

ということで、そんな先人たちの知恵と偶然と家の中に大根を干すという行動力が集結した、言わば奇跡の一品が昨夜、我が家にも満を持してその姿を現したわけだ(※燻された大根はよねやサンで購入しました笑)。
「いぶりがっこ」という被写体を前にし、妻が絶妙なひねりを加えることで撮られた写真。うむ、、、美しい。

そして、肝心の味だ。ここで、いぶりがっこをつける際、入れるはずの分量の多くを床に食べさせていたことを思い出す。おそるおそる口にしてみると、、、うまい!!、、、が、ちょっと塩っぱい!!(こぼしてよかった笑)

こうして、昨夜ぼくら史上初の「家ぶりがっこ」の味は美味塩っぱいものとなりました。

「いぶりがっこ」という単語を必要以上に連発したのは、わたくし相馬です。どーも!

さて、妻はどうやら手作りのいぶりがっこの魅力に取り憑かれたようで、今日は朝から「いぶりがっこ」が妻に憑依していました。
現代の英知とも呼べるストーブを前に、もはや「私は燻されていますよー」と言わんばりの色合いです。

妻は、ぼくのハンドルネームの1つである「いぶりがっこ相馬」を完全に狙いにきています!!(喜んで譲りましょう)

と、今日も今日とてふざけ散らしていますが、子どもたちは相変わらず、ぼくらが何も言わなくても勝手に勉強しています。12月後半から冬期講習がスタートしますが、そんなもんなくてもいいか⁉︎と思わせるほどの自主性です。

「負けらんねーなー!!」と今日も言ってみます。

では、みなさん!
今日も楽しんでいきましょう。

Frasco

Frascoは 秋田県大仙市大曲に拠点をおく学習塾です

0コメント

  • 1000 / 1000