毎年、雪の降り始めは、やれ綺麗だなー!とか、やれ趣があるなー!などと一応言ってはみるが、冬の深まりと同時にその気持ちが徐々に薄れていくのは、わたくし相馬です。
寒いですね、、、。
さて、わたくし、世間の荒波にもまれながら這いつくばり、さらには泥水で口を濯ぎながら生きてきたせいか、人の温かさにはめっぽう弱いです(みなさん、優しくしてね!)。
そんなぼくに、昨日は生徒のお母様より差し入れをいただきました。
どうして、雪の日に食べる肉まんはこんなにも染みるのでしょうか。危うく温かいものが頬をつたうところでした。
間違いなく、冬の肉まんはぼくの心に「会心の一撃」を与えてくれます(いい意味で!)。
さらに、昨日は生徒のことでも。テストの結果をお母さんになかなか教えてくれなかった子が、自分から結果を伝えてきたという話にも心エグられ(いい意味で!)、妻も一緒に涙ぐみました(ちなみに妻は霊長類最強クラスです!)。
「学ぶ」ことを楽しいと思ってくれるようにと、日々子どもたちと触れ合っているので、生徒が学ぶことに対して前向きになってくれることはこの上なく嬉しいです。
そんな嬉しいことが、昨日は盛りだくさんで、会心の一撃(良いやつ)を心に受けまくっていたのですが、「会心の一撃」がぼくの嫌な記憶を呼び起こしてしまった(いい話はここまでです!いい気分で読み終えたい方はこれより下にはいかないでください)。
十数年前の冬の寒い日の話です(高校3年生の頃)。
当時、大曲駅前にはまだjc(ジョイフルシティ)がありました。で、ぼくは電車通学をしていたので大曲駅を利用していたのですが、電車は当たり前のように1時間に1本です。電車の待ち時間を今はなきjcで過ごしていました。
徐々に電車時間が近づき、そろそろ駅に向かおうと、耳あてがわりに大きなヘッドホンを装着し、悴んだ手をポケットに突っ込みながら歩き出しました。少しでも短い距離で駅に着きたいぼくは、jc近くにあった駐車場内をショートカット。冬の大曲の駐車場では地面から水鉄砲が飛んできます(融雪のため)。その水に当たらないよう器用に避けながら歩きました。耳あてがわりに装着したヘッドホンからは、ポップな冬ソングが流れていて、ぼくは曲に合わせて小さくリズムを刻んでいた。
が、次の瞬間、会心の一撃がぼくを襲う。
下を向き、音楽に合わせてリズムを刻み、軽やかなステップで下からの水鉄砲も器用にかわしていたぼくの頭に、とんでもない衝撃が走る。例えていうと、逆立ちをしたが腕の力が足りず、自分の体重を支えきれず頭から床に落ちるような衝撃だ。
衝撃の正体はこれだ!
まさに、衝撃だ。いや、笑撃か。
この棒をみなさん、甘くみてはいないだろうか⁇これ、めちゃくちゃ痛いです。で、高3のぼくにはバーが頭に当たった痛みも去ることながら、この恥ずかしい出来事の方が痛かったわけです。
ということで、みなさんも冬道を歩くときは足もとだけでなく、上にも気をつけてね!
では、また。
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