ぼくは、昔から人見知りで
初対面の方と喋るのはとても苦手でした。
よく、嘘だろ!と言っていただきますが
その辺は今もあまり変わっていません。
子どもの頃は、特にひどくて
その中でも、電話をするという行為が
1番苦手でした。
顔が見えないので、
相手の表情や気持ちが視覚的に確認できず
これでもかと、子どものぼくを
不安にさせるツールでした。
で、そんなある日、大失態をします。
たしか、小学校低学年くらいだったと
思うのですが、
幼馴染で、1つ年上の
藤井くん家に電話をしたときのことでした。
藤井くんとは、よく遊んでいたので
比較的ストレスなく
電話ができる相手ではあったのですが
電話番号を押し、呼び出し音が
聞こえてくると
突然言いようのない不安が襲ってきました。
軽いパニック状態です。
それでも、受話器を持ったままなので、
呼び出し音は鳴り続き
ついには、「はい、もしもし藤井です」と
電話の向こうから声が聞こえてきたのです。
極限の緊張感の中、
僅かばかりの勇気を振り絞り
ぼくは応答しました。
「、、、どちら様ですか⁉︎」
、、、完全に己がどちら様ですか⁉︎
自分で電話をしておきながら
どちら様ですかと、、、。
お前さんは一体どちら様に
電話をしたんでしょうか⁉︎
そもそも、相手方はもうすでに
名乗っているわけで、
どの角度からみてもイタズラ電話か
嫌がらせの類でしかありません。
みなさん、電話に出た途端に
どちら様ですか⁉︎聞かれたら
それは、わたくし相馬です。
そして、あなたに電話をすることに
極度の緊張感を持っていることを
察してください。
と、そんなことを思い出しながら
今日は、生徒のサッカーの試合を
応援に行ってきました。
では、また!
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