子どもの頃は毎日早起きをして、毎朝6時に始まるテレビアニメをいまかいまかとテレビの前で待ち構えている子でしたが、社会人になり帰宅が深夜になるようになってからは、朝が苦手になりました。
しかしながら、ここ数年はめちゃくちゃ朝に強いです。これは老化でしょうか、、、。
どーも、Frascoそうまです。
さて、ここ数日、昔のことを思い返しています。思い返せば返すほど、さまざまな記憶が蘇ってきます。
今日は(も⁇)妻とロジカルな口論(討論)を小一時間したのですが、その中で、どうやら妻はぼくに出会ってから人見知りになったというのです笑(それと小さかった頃も、らしい)
なんのこっちゃ⁉︎ですが、ところよくよく考えると、ぼくは生まれながらの人見知りだったことを思い出したのです。
ぼくの集団生活は幼稚園からスタートするのですが、初めての登園日は、まるでドナドナの牛のような顔をしていました(見たことはない)。
そして、幼稚園に行っても、小学生になっても校庭や教室の隅っこでモジモジしている子でした。
何より目立つことが嫌いで、笑われることが大嫌いでした。恐らく空気のように生きていたはずです。
ところが人生に転機が訪れます。
小学4年生で野球を始めたのですが、これがまあまあ上手くて(悪しからず笑)5年生でキャプテンになってしまいました。
6年前に砂場で絵本読んでた子がえらい出世です。
しかしながら、人間の本質なんてそう簡単には変わりません。ぼくは生まれながらの人見知りです。
そんなぼくに、更なる転機が、、、。
新人戦の組み合わせ抽選の結果、監督が見事に選手宣誓を引き当ててきました。
どうやら、ぼくは選手宣誓をしなければならないらしい、、、。
この事実に、ぼく以上に青ざめたのは母でした。母は当然、ぼくがこの世界で最も選手宣誓に向かない人間だということを知っています。
そこからは、地獄の特訓の日々です。
まずは、選手宣誓の内容に母の校閲が入ります。内容が決まったら、次は発声練習とリハーサルです。
ぼくはわずか1分ほどの選手宣誓のために100回ほど練習をしました。正気の沙汰ではありません。
そして、本番前日。
その日は大雨でした。
明日の大会の開催が危ぶまれるほどの雨でした。
そんな中、母はぼくに向かって「いくよ!!」と言いました。
戸惑うぼくを尻目に、母はぼくを車に乗せて出発しました。
着いた先は、明日の大会会場でした。
「はい!行って!」
どうやら、現場でリハーサルをしろと言うことらしい笑、、、大雨の中。
ぼくと母しかいない中川原公園の野球場で、ぼくは「センセーわれわれー、、、」と大声で発声した。
遠くから母の檄が飛びました。
何度も繰り返し、ようやく母のOKがでしました。
そして、本番当日。
小雨の中、万全の準備をし、少しだけ自信を秘めたぼくがそこにはいました。
そして、無事に大役を務めることができました。
ところが、数日後。
望遠レンズで撮影されていたらしい、ぼくの選手宣誓をしている写真が現像されたのですが、その写真を見て母が一言。
「指先が伸びきってないじゃないの!」
では、また。
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