大人になればいろんなことができるようになると思っていた。
歳を重ねると何かが変わると思っていた。
そう遠くない将来にビッグな男になると思っていた。
そんなことを漠然と思い描いていた十代。
それからかれこれ10年以上の歳月を過ごしてわかったことがある。ただ時間だけを重ねても何も変わらない。自分自身に変化が起こるとしたら、それは何かに挑戦したときや、壁にぶち当たったとき、そして挫折を味わったときだ。
不思議なことに、うまくコトが進んでいるときは大きな変化や成長が感じられない。そして、どこか退屈に感じられる。
結局のところ石の上に3年いても身につくのは根性だけだ。あとは大して変わらない。失敗をすると悲しいし、辛いし、嫌な思いもたくさんするけれど、得られるものはとても大きい。
快適な空間にいると居心地はいいけれど、凍える寒さや、灼熱のような暑さは忘れていってしまう。
いつの日か外の世界へと旅立つ日、きっと一歩を踏み出すことを躊躇ってしまう。
常に挑戦し続けることは大変だけれども、壁が立ちはだかったときには、是非ともぶつかっていってほしい。
そして、それを糧に変えていける力を身につけていこう。君ならそれができはず。ぼくもがんばるよ。
では、また。
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