昔のぼくらは、なかなか攻撃的、、、というか子どもたちに対してかなり厳しかったのです。
約束を守らないと結構な勢いで叱りました。授業時間に遅刻したらめちゃくちゃ叱りました。授業中に騒ぐ子には、その子が発している声の5倍の声量で怒鳴り散らしました。夏休みの課題の締め切り日を守れなかった子どもたちに対して、できるまで帰宅することを許しませんでした。その結果、多くの生徒が深夜3時まで塾で課題を行うことになりました。
そんな話をFrascoの子どもたちにすると、みんなすごく驚いていました。
いまのFrascoの子どもたちに対してぼくらは、1度も怒鳴ったことがありません。それでも、彼ら彼女らは必要なことを自分で見極めてしっかり取り組むことができます。
ぼくらが強制的に「やらせる」ことをしなくても彼らは自分に必要なことをしっかりわかっていて、自分の意思でそれらに取り組むことができるのです。
それを、他人が強制的に「やらせる」ことは、子どもたちの思考と選択を奪う行為だと思っています。
いつまでも誰かが助けてくれる訳ではありません。ましてや、これからの子どもたちが生きる時代は自分で考えて、行動しなければならない時代だとぼくは考えています。
だからこそ、ぼくらは子どもたちに対して物事を強制的するのではなく、「考える力」を磨くお手伝いをするべきだと思うのです。
世の中は混沌としてきていますが、人間の武器は思考力です。考える力です。これまでの常識や型にはまらないことがたくさん起こっています。そして、これから更に、いくつも起こるでしょう。
それならば、ぼくらはみんなの「考える力」を育むサポートをしていくべきだと思うわけです。
世の中がどうあれやるべきことをやる!我々はそんな心意気であります。
そして、みんなで乗り越えましょう!
では、また。
今日見つけた1年前の写真。昨年は3月末でも結構な雪がありました。
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