日本中が大変な状況になってきていて、それは受験を目前に控えた教育の現場にも例外なく襲いかかってきている。
そんな中、祖父が入院したと父から連絡があった。祖父はぼくにとって親のような存在で、少年時代のぼくが、最も長い時間を共にしたのも祖父だった。
今日は朝から秋田市に行っていたので、大曲に戻るなり、祖父の病室へと向かった。病室に行く前に、ぼくは父へ電話をした。90歳を過ぎても元気にジョーダンを飛ばしまくる祖父の弱った姿を見ることに不安があったからだ。
すると、電話越しに父から祖父がずっと家に帰りたがっているとの話をきいた(元気なのか、、、⁇)。
そして、祖父の病室につくと父の話とは少し違っていて、弱った祖父がそこにいた。
ぼくの顔をみると驚いた顔をして、すぐに表情に強さが戻った。話をするのが少し辛そうだったので、その場に座り、しばらく黙って時間を過ごした。
すると、祖父が「大丈夫だから、もう行け!」と言った。
いつも通り僕には弱さをみせない祖父がそこにいた。
いまの世の中の状況を知ってかどうかは分からないが、さっさと戻って自分の仕事をしろ!ってことなのだろうと僕は解釈した。
そして、すぐにFrascoへ戻り、この状況下で僕らに何ができるかを妻と必死に考えた。
その結果、僕らFrascoのノウハウを必要な方々に対してすべてお伝えすることにした。僕らはこの1年、すべての授業をオンラインで行ってきている。だから子どもたちが家から出ることができなくなっても、これまで通りの支援を行うことができる。
しかし、多くの学習支援を行っている方々はそうもいかないはずだ。
だから、これまで子どもたちのためにと一生懸命尽力されてきた方々がもし望まれるのなら、僕らのやり方のすべてをお伝えしようと思った。
今日まで学習支援をされてきた方々が、どんな気持ちで子どもたちと関わってきたかは痛いほどわかる。
こんなときだからこそ、僕らのできることを精一杯やろうと思う。
ぜひ、ご連絡下さい。
この難局を一緒に乗り越えましょう。
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