昨夜遅くに急遽思い立って、いぶりがっこをつけたのはわたくし相馬です。
砂糖やら塩やらの適量を計量し、スプーンでいぶりがっこチャンにそれらを振りかける際、急に震えだした僕の手は、見事なまでに的を外し、作業台や床に味付けをしていました。どーも、相馬です(2回目)。何事もなかったように作業を続けていたら、2秒後に妻にバレました。
さて、いぶりがっこは初心者でも、学習指導はまあまあベテランの域に入ってきたように思います。
しかしながら、今年度はこれまで十数年間に渡って培ってきた手法を捨ててまで大きなチャレンジをしています。そのチャレンジというのが、インターネットを使った学習サポートです。Frascoの活動も、ご利用くださっている生徒のみんなやその保護者の皆様のお力により、徐々に広まりつつあるのですが、「どのように学習サポートを行なっているのか、いまいち分からんよ!」とのお声もいただくので、その辺を今日は書きたいと思います。
まず、初めにインターネットを使った学習サポートはめちゃくちゃ難易度が高いです(指導する側の)。正直言って、対面で指導した方が教える側からしたら軽く見積もって8倍は簡単です。しかしながら、それでも学習サポートをインターネットで行う理由があります。
まずは、保護者の方々のご送迎の負担を減らすこと。ぼくらが現在拠点を構えている大仙市は特にですが、エリアが広いです。場合によっては塾に通うために片道40分かかるケースもあります。往復で1時間20分。これから冬道になれば、もっと時間がかかることが予想されます。さらに、雪道は非常に危険です。それでなくても、日々のお仕事をがんばられているお父さん、お母さんの負担を増やすことが良いこととは全く思えません。、、、というような想いからスタートしたFrascoのシステムです。
さらに、お子さんが塾の授業を受けている姿をお家で見ることができます。
これにより「あんた、本当に塾行って勉強してるの!!」
「うるせーな!!やってるよ!!」という状況がなくなります。
また、我々がどれだけふざけた授業をしているかを家族全員で、家にいながらPTAのイベント的に見ていただくことも可能です(仮にぼくがウケをとりにいった結果、スベッたとしても決してヤジは飛ばさないでください。そちら側の音声はとても高音質な状態でぼくに届きます。どうしても我慢ならない場合は、個別にLINEをお願いします。)
さらにさらに、ぼくらは授業でzoomという通信アプリを利用しています。このアプリをご登録いただき、あとは授業前に我々から番号とパスワードが送られるのでそれを入力して授業開始です。
で、肝心の授業の中身でですが、少人数制の集団形式で行っています。また、授業も録画されたものではなくリアルタイム通信で行っているので、当然授業を聞いていてわからないところがあれば、その場で質問が可能です。もちろん我々の授業以外に自分の勉強をしていてわからないところがあれば、子どもたちからLINEやメールをしてもらっています。いただいた疑問は個別に解決していきます。
この授業スタイルの中で非常に大切なことは、みんなで授業をつくりあげることです。もちろん、ぼくらが授業を進行するので、基本はぼくらのお話ですが、恐ろしいほど問題を子どもたちに振ります(説明を求めます)。そこで適確な答えを返してくれる子、わからないけど勘で答える子、「パス!」する子、などなど様々ですが、周りの子の答えに触れたり、自分なりに考えたり、みんなで1つの答えを完成させたりすることによって授業が完成していくわけです。
こうして、数キロ〜百数十キロ離れた本来一緒に授業を受けることのないはずの子どもたちが、距離という壁を飛び越え、リアルタイムの授業で繋がっていくわけです。
という感じで、めちゃくちゃ考えて考えて考え抜いて、そして、ほんの少し勇気を出して自分たちの足で踏み出したことによって今のスタイルができたわけです。みなさん、ぜひ一度ご賞味ください!!(食べ物は売ってません)
では、また。
0コメント