ここ数日は梅雨らしい雨模様。
昔は雨の日が苦手だったが、今はそこまで雨が苦手ではなくなった。
どーも、Frascoそうまです。
特にペトリコールが苦手だった。
雨がアスファルトにあたり、蓄えていた様々な物質の臭いを放出する。
忘れていた嫌な記憶を思い出すような感覚に近かった。
最近は雨の日に外を歩く機会が減ったせいでそんな感覚も薄れていってしまう。
人にモノを教えるという大それた仕事を始めて、もう20年近くになる。
教える能力や経験値は、あの頃とは比べものにならないほどパワーアップしている。
けれども、ぼく自身の「わからない」が格段に少なくなったため、ちゃんと子どもたちの「わからない」に寄り添えているか不安になるときがある。
問題をみると解法がいくつか頭に浮かぶ。
だからこそ、ぼくの頭の中を単にトレースするのではなく、子どもたちの疑問・質問に深く寄り添っていかなくてはと思っている。
ぼくらの仕事の中では最適解が最適ではないことがある。
20年経っても、30年経っても、人にモノを教える仕事を続けているとしたら、そこのところを肝に命じていたい。
雨のにおいが、自問を誘った休日。
では、また。
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