最近はあまり言われないのだが、昔はよく子どもたちに「今やってる勉強って将来使いますか?」と質問されていた。
その質問を投げかけてきた子どもたちの多くは、「使わない」という答えを求めていたのでは、ないだろうか。
ところが、その質問をぼくに投げかけるのは愚問だ。
なぜならぼくは、あの子たちが言っていた「今やっている勉強」を最大級に使っているからだ。
なんなら明日、急に関数が解けなくなってしまったら、ぼくは恐らくこの仕事を続けることが困難になる。
世の中的には「将来絶対に使わない!」と各所で言われまくっている古典でさえ、ぼくは必要としている。
テストを目前に控え、真剣に勉強をしている子どもたちを画面越しにみていたら、そんな思い出がふと脳裏をよぎった。
どんな未来がやってくるか?なんてことは未来になってみないとわからないんだなー。
今は、どんなことでもいい。
力をためよう。
ぼくは、君たちに武器を授けたい。
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