今日はFrascoを利用してくださる小学生の親御さんとお話をする機会があった。
Frascoで勉強するのが楽しいと子どもが言っている、と伝えてくれた。
本当に嬉しいことだ。
勉強をやらされたら、知識はついても心がついてこない子がでてきてしまう。
「やらせる」は、子どもたちが思考するチャンスを奪ってしまう。
ぼくらは子どもたちと一緒に考えたい。何をするべきか?どのようにするべきか?そして、どうなりたいかを。
「やらせる」は簡単だ。
大きな声で喝をいれながら、お尻を叩けばいい。言われた通りにしなかったら「なんでやらないんだ!」「なんでできないんだ!」と大きな声を出せばいい。
でも、違う。
そんなのは問題を先延ばしにするだけだ。
ずっとやらされ続けたら、誰かにやらされなければ、やらない人間になってしまう。
大きな声で喝をいれられなければ、やれない人間になってしまう。
そうじゃない。
ぼくらが教えたいのは、伝えたいのは、学ぶことの楽しさだ。自分の選んだ道を自分の足で歩んでいける力だ。
ぼくらは、そういう力を子どもたちから奪ってはいけない。画一的なやり方で縛りつける時代はもうとっくに終わっている。
これから大切なことは、すべてを楽しむこと、そして情熱を燃やせるものに出会うことだ。
いまを生きる君たちに、これまでのルールややり方は通用しない。新しいルールや自分なりのやり方を見つけていこう。
そして、すべてを楽しもう。
君たちならきっとできるから。
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